ア リ ス の 偽 善 塔

WonderWorld



宝物なんてガラクタと紙一重
何にもなりゃしないわ

空想ごっこもそう
空虚ごっこじゃないから

苦笑し過ぎて壊れたレース

夢が詰まった本を読んで
終わったらそれはただの抜け殻

零れたてのインクの海で
追いかけっこをしましょうか

ねぇ TimeRabbit

真っ青な文字が
綴る狂喜なミス

足りないものは
ありふれているもの

妄念で描いた
理想像の塊も

所詮はフェアリーテイル
掴まなきゃ消えてくわ

ああ WonderWorld

ここも そうかしらね

                               MeatSauce

なってやろうか
オノゾミノママニ

味はそうね
Salt&Cheese

ぐちゃぐちゃ混ぜてさ
掻き込んでくれ

会ってやろうか
嫌いなあの子

その顔面に生クリーム
ぶつけてDecoration

笑うと良いさ
涙浮かべて

陰欝憂鬱吹っ飛べ!
そんで

笑うと良いさ
身をよじって

行き着く先はMeatSauce
あんたも俺もさ

ほうら 本望なんでしょ

額に当ててさMeatSauce
あんたと俺とで

ほらな 美味そうだろ

BadGirl



ガムを口に入れたら
出す時抵抗あるでしょ


切り落とした感情から
私の居場所がばれるのに


点々と続いてるでしょ
追いかけっこは嫌いでもないし


主な行動は占い次第
馬鹿なのが一般的でしょ


「人と違う」に喜ぶGirl
親指を突き立てて笑ってよ


青い包装紙 ピンクのリボン
そっと包んであげたかった


狭い迷路からも
誘いの手が伸びるわ


みんな死ぬだけの在り来りの悲劇
でないと泣けないって残酷ね


私は誰も死ななくたって
泣けるわ大声でずっとずっと…


「君が一番」に喜ぶGirl
銀色突き立ててそのまま…ねえ


昇って終わって
震えたって


駄目でもダミーでも
何だって結べるから

Analog Oa Digital


憶測が度を越えた
画面だけと対人カンケイ

「ご自分でおっしゃったでしょ」と
意地を通せなくなった

恋人の金木犀
寒いからと着たままのコートに

ポケットは長らく使ってない
潜り込んでしまったキャンディ

ほらね 仮想世界を生きはじめたせいで
現実に戻る度吐き気がして堪らないのさ

五十音順に並べたID
金縛りなんてCordLess

夢見の悪い枕抱えて
でっちあげろ有ること無いこと

いつまでもイエーイ!の前で
盛り上がって無いでさ

Analog Oa Digital??

また危機から遠ざかって
ダイブした先でも従順

良く出来たと褒められても
挨拶がわりの境界線バリア

百八煩悩の3D
恋敵なんてOn the rocks

心地の良い仕草捜して
ピッチ上げろ123Let's Go

いつまでも錬金術の練習
やってないでさ

Analog Oa Digital??

Osero

僕の窪んだ肌に
深い記憶の破片

誰がつけたんだろう
でも明日からはさよならな思考

真実の裏にあった
赤いペンシルを持って来て

いつかの僕の点数を
数え始めたライオン

「世界は広い」
そんな言葉を待ってたんじゃない

解るハズないのに解るから
それより多くも低くもないのに

求めたいのが違うんでしょ
誰かになりたい訳じゃない

だってノートはいつも埋めきれない
言葉は幾つも出て来るのに

いつも余るページには
飲み込んだ答えが詰まってるんだ

それを汲み取ってあげたいんだ

光が射す方へ
行けないから迷ってる そんなの満点じゃないけど

闇色は黒じゃないから
明るく笑わなくていいよ

魔法は
きっとその中に

PoemPower


完成されたのが読みたいなら
横文字の名前の誰かだとして

単なるそれは反抗心 かも
でも抜けられないからさよならって

みんなさあ手を取り合ってね
滅び行く地球を守ろうとか

軽蔑をしている訳じゃないが
実際を先に考える非ファンタジー

気まぐれに口調を変えて
うたかたに名前をつけて

綴るのはとんでもなく
つまらないかも知れないよ

でもまだ
お仕事なんかじゃ無いから

R&Lに乗っかったり
データだらけの歌い手より

ツインテールにするならまず
髪を長く伸ばさなくちゃね

愛&友に溺れてみたり
いい加減な自己主張なんか

ピアスをつけたいならまず
どっかに穴を開けなくちゃね

産んだ親の心にも そうねまず謝ん泣きゃね

こんな穴だらけの体にも
流れるものがあるとしたら

恐らく赤い血潮とかと
同じく未完成なPoem Power